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Questions of Choice / 選択の難しさ

Tweet いかなる芸術の形式をみても、その中心には2つの大きな柱があります。質問(探究)したいという動きと、それに応えたいという動きです。応答はさらなる「問い」を生み出すこともあります。芸術的なプロセスの基礎としての客観的な顕示は、学術的な科目におけるそれよりも論理的に形式化されていないのかもしれません。しかし、どのような疑問を投げかけるのかというような建設的な課題を見いだしたいという姿勢や、評価や表現を引き起こすためのメソッドをつくりたいという意欲は、あらゆる学習という行為の根源にあるものではないでしょうか。 私たちが生きているこの世界は、目紛しい早さで技術革新していますが、私たちがどのように情報を選び、活用していくのかという多くのジレンマを生んでいます。過去では考えられなかったような広範囲にわたる情報にアクセスし、どの秩序にそって選択し知識として取り込むのか「足早に」行っていく必要があります。我々が情報を消化しようが、ただおうむ返しのように反復しているだけだろうが、その情報の絶対量そのものよりも、おそらく選択そのものと情報に基づいてどのように採択するのかということのほうがより重要となるのでありましょう。 芸術に関わるということは、少なからずも選択することに繋がります。また、ぼんやりとした関係を現実的なものにしていくことや、新しい可能性に出逢うことでもあります。知識習得は過去に連接しつつも、一方で未来を見つめていくことで徐々に積み上げられていくことです。かのフランス哲学者、ジャック・デリダは「我々が読書する時は、故人の灰のなかに立っているのだ」と例えました。しかし、私たちは過去の経験を現在に当てはまるように再構成しなければなりません。また、それらを今日我々が生きている発達社会にとって不可欠な創造的な学習過程などを活性化させるための出発点として使う必要もあります。こういう意味でも、芸術は非常に重要な役割をもっていると言えるでしょう。 「我々は人間がもつ才能を育む重要性を、その才能が個々に異なった形で表現されることへの理解とともに、正しく味得していかなければならない。あらゆる人が創造性を豊かに抱くことができる環境を、我々が作っていく必要がある。」 (サー・ケン・ロビンソン著『The Element(邦題未確認)』2009年出版) At the core of any Art form lie two principles; the impulse to question, and to respond. The response may generate even more questions. As a cornerstone of the artistic process the outer manifestation may seem less formalized than in other more academic subjects, but the willingness to create constructive challenges, to know what questions to ask, and to create a generative method of evaluation and articulation is what lies at the basis of all learning. The fast-paced technological world in which we now live presents us with many dilemmas particularly in the way we select and apply information. We have access to … Continue reading

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