Author Archives: Michael Spencer

アート教育:スペインにおける新しい動向 | Arts Education: New moves in Spain

Tweet バルセロナで行われた2013年ROCE年次会議で、基調講演を行いました。ROCEは、教育的な企画を行う事業者の集まりで、設立3年目を迎えます。とても新しいですが、熱意あふれる団体です。会議には、コンサートホール職員、オーケストラ関係者、地域で活動する音楽家が参加していました。 I have just returned from Barcelona where I gave the key note speech at the ROCE 2013 annual conference. ROCE is the association for the organisers of educational concerts and it has been in existence for three years; so a young, but very enthusiastic organization. The attendees included concert hall administrators, orchestra representatives and community musicians. スペインは失業率25%を超える経済危機に直面している中でも、アートを地域社会に積極的に活用しようとしています。そのような取組みの多くは、純粋な演奏活動というよりも、自分たちの活動が社会に与える影響を考慮した社会的事業として捉えることできます。団体がアイデンティティを確立するためには、また地域コミュニティーに溶け込めむためにはどのような方法があるのか話し合われました。会議には、テクノ音楽のワークショップリーダーから市長まで、多様な分野から興味深い登壇者があつまり、彼らの活動に政府も関心を寄せています。この会議の実施レポートは、後日作成される予定です。 It is interesting that despite the major challenges Spain faces because of the financial crisis (25% unemployment), there is still a great optimism for taking the arts into communities. The nature of the work that takes place also seems, in some cases, to be taking on the role of social enterprise … Continue reading

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上野学園大学でファシリテーター養成講座 | Faciliatator training workshops at Ueno Gakuen

Tweet 東京にある上野学園大学でファシリテーター養成講座を開催します。過去数年にわたって上野学園だけでなく色々な会館で、育成プロジェクトを行ってきましたが、今年から一新します。日数も長くし、内容も深化させ、そして、2人のゲスト講師を招きます。 We recently announced our summer series of facilitator training workshops at Ueno Gakuen (Tokyo). We have run these for a number of years, and at many different venues, however this year we have had a change of direction. The course is much longer, has greater depth, and will involve two guest speakers. これまで15年間にわたり、日本でワークショップを続けてきました。そして、この18カ月で教育プログラムの在り方に大きな変化が起きていることを特に感じています。2012年には、ワークショップの方法論やファシリテーション方法を問い直すような取り組みがいくつもありました。 I have been running workshops in Japan for 15 years, but it is only within the last 18 months that I have started to detect a real change in the way that arts education programmes are delivered. In 2012 there were a number of significant initiatives that came together and provoked a reexamination into the … Continue reading

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地域創造の講演原稿|Japan Foundation for Regional Arts Activites – Keynote speech

Tweet 今年(2013年)1月に兵庫県芸術文化センターで行われた地域創造主催のステージラボで、基調講演を行いました。地域創造は公立文化施設を支える事業で有名ですが、特に事業制作者やアーティストの専門的な養成にも力を入れています。 In January this year (2013) I was invited to give the keynote speech at a conference held at the Hyogo Prefecture Arts and Cultural Centre near to Kobe, by the Japanese Foundation for Regional Arts Activities. This is quite an influential organization in Japan that deals with a wide variety of issues, and in particular the continuing professional development of administrators and artists. 近年、芸術団体の在り方が変化し、地域コミュニティに密接に働きかけるようになってきました。基調講演では、公立文化施設の社会的役割について話すように依頼がありました。これが、その講演原稿です There is currently quite a sea-change in the way that arts organisations are being encouraged to engage with their communities and I was asked to discuss the role of the public venue in society. This is a transcript of the speech. 準備中に面白い気づきもありました。公立文化施設の発展を遡ると、古代ギリシャ時代の宗教儀式に行きついたのです。とても西洋独特の変遷だと言えます。アジアではもっと後になるまで、こうした発展は見られません。しかし、これで西洋で誕生した叙情的芸術形式がなぜ大規模な演出に耐えられるのかという理由も、説明ができます。14,000人を収容するエピダウルスの古代ギリシア劇場のようなアリーナ空間があったか らこそ、ワーグナーのオペラ作品やディアギレフのバレエ作品、マーラーの交響曲などのような作品が誕生したのだと思います It … Continue reading

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音楽とヘアスタイル – Boy / Music and Hair – Boy

Tweet この記事は、”面白い”友人たちの一人とのご縁でかなったものです。美容業界では有名な茂木正行さん発行の雑誌に掲載されました。茂木さんはヴィダル・サスーンで日本人初のクリエティブ・ディレクターになった方です。ロンドンにも長い間いらっしゃり、現在は東京で「Boy」というヘアサロンを手掛けていらっしゃいます。1号店は代官山にあり、最近タイにもサロンをオープンされました。 茂木さんは、スタッフ養成方法に確固たる信念をもっていらっしゃり、食べ物やワイン、アートについても造詣を深めるように促しています。この記事では、茂木さんがスタッフのために用意したチャレンジのひとつを紹介しています。そこで、スタッフやサロン関係者のために音楽ワークショップを行いました。これをきっかけに、ユニリーバ・ジャパンのブランド・マネジャーのための研修プログラム「クリエティビティとは?」にご協力いただきました。 This article came as a result of one of my more interesting friendships in Japan.  It was published in the magazine produced by the influential contemporary hair artist, Masayuki Mogi.  Mogi-san was the first Japanese Creative Director for Vidal Sassoon.  He lived in London for some time before returning to Tokyo and starting his own hair styling salons; Boy.   His first salon was in Daikanyama but he has recently opened one in Thailand. He is a great believer in the development of his staff and encourages them to learn about food, wine and art.  This article was one of the tasks he set for two of … Continue reading

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近藤誠一文化庁長官 / Commissioner Seichi Kondo, Agency for Cultural Affairs

Tweet 2012年8月に開催されたエディンバラ国際文化サミットについてご紹介します。日本からは、近藤誠一文化庁長官が出席されていました。63:11ごろから近藤長官が発言されている様子をご覧いただけます。英語のみですが… 近藤長官は、日本が直面している芸術振興支援における3つの課題について、下記のように指摘しました。 1.芸術は、その特性が故にインプットとアウトプットの関係性が曖昧になりがちです。ビジネスの世界では、何が目的と効果なのかということは明確にしやすいです。したがって、芸術では、雇用拡大などを例に経済的な支持を主張しても、逆にスポンサーを懐疑的にさせてしまいがちです。この傾向は特に事業実行前の申請時に、顕著にみられます。 2.文化的投資は、結果が表れるまでに長い時間がかかるのに対し、スポンサーである賛助者は即自的な反応を期待しています。 3.一般的に、文化における投資対効果は分散しすぎるため、スポンサーには何の価値があったのかピンとこないのが現状です。 この課題は日本に限られたことではありません。文化機関とスポンサーのこれまでとは違う対話が必要になってくると思います。文化に従事する人たちが、スポンサーが何を期待しているのか、その期待にどのように応えられるのか、十分に理解できているのでしょうか。一般スポンサー企業は、組織としてねらいと達成目標を非常に明確に設けているのに対し、芸術団体のそれらは同じ明確さにない場合がほとんどです。 It was with great interest that I came across this link to the Edinburgh International Culture Summit which was held in August 2012. It was all the more pleasurable when I realised that Commissioner Kondo from the Bunkacho was participating. You can see part of his contribution from 63’11″ Unfortunately it’s only in English. He mentioned three major challenges that he faces in Japan when trying to attract public and private support for cultural activities. Because of the subjective nature of the Arts It is difficult to show a connection between inputs and outputs. In business it is much easier to show cause … Continue reading

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